鳥取のみたき園

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食欲の秋、われわれも大昔は冬眠という事をやっていたのかな

無性に山菜や漬物、そして魚がたべたくなる。

いつからだろうか、そんな自分にきがついた。

人間は歳をかさねるごとに鈍って行くものだと信じていたが

その迷信もどこへいったのやら・・

味覚は研ぎ澄まされ、感覚はさらに鋭くなり

しだいに細やかな作業がいとおしくなる。

そんな時につれていってもらったのが鳥取は智頭(ちず)町の

みたき園だった。

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むかしながらの束石に角材を乗せて土台を敷き、土壁や縁側、さらにはかやぶき屋根という

スタイルで僕らを迎えてくれたのは鳥取から車で35分山奥に入ったところにあるみたき園だ。
ここは小さな村のようになっており、茅葺が数件、そのひとつが茶屋になっていたり縁側に

なっていたりする。

もてなし人は、モンペに割烹着を身に纏い山菜やおこわ、漬物がたくさん飾られた盆を足音を

たてずにはこびゆく。

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ここでは機械が無いために、もてなし人は石臼(いしうす)などを使い豆を挽き、それから豆腐を

つくったり、こんにゃくをつくったり、囲炉裏の灰までも利用する。

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その季節季節の旬のものを少し盛られたさらを左手に持ち柿が干された縁側の手前で僕は

ひとくち運んだ。
日々、東京でレストランやコンビニエンスで高いお金を払い食するたべものは

味が濃くて、舌がひりひりする。
なのに、こんな山奥でもてなし人の心を頂ける事に僕は感謝した。

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ここ山陰地方という所はおもしろい。

今はもう感じられなくなった朝の匂いや季節の匂い、畑の匂いや川の匂いをもっと感じたい。

僕はたしかに、根っからのいなかものである。

それだけに、ほんとうにいいものと、ほんとうに必要なものをわかっているつもりだ。

それは「少しでよい」という言葉にまつわるか。

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今回の旅の御共にフィルムカメラをもっていった。

デジタルカメラのようにいそいそと撮らなくてもよいし

山のゆっくりした時間にフィルムカメラはぴったりだ。

ぼくのかめらは12枚撮り。

1枚1枚大切にとった。

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今の時代のすきなところは、フィルムで撮ってもインターネットで現像できるという所だ。

九州に「トイラボ」というネット現像所があり、今回はそこにお世話になった。

なんというか、デジタルではでないこの温い写真がこの頃の僕によくあう。

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山陰地方、もっと取材すればもっと良いところがありそうだ。

みたき園、ぜひ一度おじゃましてみてください。

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GOTA

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鳥取のみたき園」への2件のフィードバック

  1. GOTAさん今晩は、ZUKAともうします。
    自分、みたき園の県境の岡山側に実家があり、過去何回も訪れています。園のそばの渓谷も素敵なところです。春のころには近く(?)の若狭まで鉄道で足をのばされては!
    ※チカルの跡のブーティも見学にきましたよ!

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    1. ZUKAさま
      おはようございます☆
      県境の岡山、毎回ドキドキしながらくるまで走っています。
      すきなんですよ、あのあたりの川とか、タマネギを干すおばあちゃんとか…なるべく毎月行くので若狭、春には行ってみたいです。
      ブーティが元、チカルだった事を知る方々は貴重ですな☆

      どうぞこれからもご愛読よろしくお願い申し上げます。

      Gota

      いいね

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